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成分ガイド 2026.07.23

パッションフラワーとバレリアン、結局どっちがいいの?

パッションフラワー、バレリアン、カモミールのハーブが並べられた写真

安眠ハーブを調べ始めると、パッションフラワー、バレリアン、カモミールなど、似たような効能をうたう成分がいくつも出てきて、「結局どれを選べばいいのかわからない」と感じた方も多いのではないでしょうか。

この記事では、代表的な安眠ハーブであるパッションフラワー・バレリアン・カモミールについて、作用機序や安全性の違いを整理し、選ぶときの判断材料をお届けします。

代表的な安眠ハーブの基礎知識

パッションフラワーは、南米原産のトケイソウ科のつる性植物です。和名は「チャボトケイソウ」。古くから世界各地でハーブとして親しまれてきました。

バレリアン(和名:セイヨウカノコソウ)は、ヨーロッパやアジアに自生するオミナエシ科の多年草で、根の部分がハーブとして利用されます。独特の香りが特徴で、鎮静作用のあるハーブとして長い歴史を持ちます。

カモミール(和名:カミツレ)は、キク科の植物で、花をハーブティーなどに利用します。穏やかな香りとやさしい風味から、日常的に取り入れやすいハーブとして知られています。

作用機序の違い

3つのハーブは、いずれも「眠りをサポートする」といわれる一方で、研究で着目されている作用の切り口には違いがあります。

パッションフラワーは、体内時計(概日リズム)を制御する時計遺伝子(Per、Cry、Bmal、Clockなど)の働きに関わることが、細胞や動物を用いた研究で報告されています。「眠りを促す」というより「昼夜のメリハリを整えることで、結果的に眠りの質をサポートする」という、リズム調整の観点から注目されている成分です。

バレリアンは、脳内のGABA受容体に直接作用し、GABAが結合したときと同様に神経の興奮を抑える信号を伝えると考えられています。この作用機序により、入眠時間の短縮や深い眠り(徐波睡眠)の増加が報告されており、比較的はっきりとした鎮静作用が期待されるハーブとして知られています。

カモミールは、含有成分のアピゲニンが神経の興奮を鎮める受容体に働きかけると考えられており、動物実験ではペントバルビタール(睡眠導入薬)の作用を増強したという報告もあります。3つの中では比較的穏やかな作用とされ、リラックスを目的に日常的なお茶として取り入れられることが多いハーブです。

※これらの記述は各ハーブに関する研究報告を紹介するものであり、特定の疾病の治療・予防を目的とするものではありません。効果には個人差があります。

安全性・副作用面での比較

選ぶ際にとくに知っておきたいのが、安全性や注意点の違いです。

パッションフラワー バレリアン カモミール
作用の強さの傾向 比較的穏やか 比較的はっきりしている 穏やか
妊娠中の摂取 子宮収縮作用の報告があり、避けるべきとされる WHOが妊娠中の使用を禁忌としている 子宮収縮作用の報告があり、避けるべきとされる
授乳中の摂取 安全性の情報が十分でなく、控えることが推奨される WHOが授乳中の使用も禁忌としている ノンカフェインだが、種類によっては安全性の確立が不十分
服用後の注意 個人差はあるが比較的日中にも取り入れやすい 服用後2〜3時間は判断力・運転能力が低下する可能性 比較的穏やかで日常使いしやすい
アレルギーへの注意 特記事項は少ない 特記事項は少ない キク科アレルギーの方は注意が必要
薬との相互作用 持病・服薬中の方は医師に相談 睡眠薬・抗不安薬・アルコールとの併用に注意 鎮静薬との併用、ワルファリン等との相互作用に注意

※表は横にスクロールしてご覧いただけます

とくにバレリアンは作用がはっきりしている分、車の運転や危険な作業の前は避けるなど、生活シーンを選ぶ必要があります。カモミールはキク科アレルギーの方への注意が必要です。パッションフラワーは比較的穏やかで日常に取り入れやすい一方、妊娠中・授乳中は他の2つと同様に避けるべきとされている点は共通しています。

ハーブティーを飲みながらリラックスする女性の写真

どんな人にどのハーブが向いているか

  • 昼夜のリズムが乱れがちな方:体内時計に着目したパッションフラワーが選択肢になりやすい
  • 寝つきの悪さがはっきりと気になる方:比較的作用がしっかりしているバレリアンが検討候補になりやすい(ただし服用後の活動には注意)
  • 日常的にリラックスタイムを取り入れたい方:穏やかな作用で親しみやすいカモミールが取り入れやすい
  • 日中の活動にも配慮しながら継続したい方:作用が比較的穏やかで、日常生活に取り入れやすいハーブが向いている

me+tasuは、比較的穏やかな作用が特徴のパッションフラワーエキスに、GABA(大麦乳酸発酵液)を組み合わせています。体内時計のリズムに着目したアプローチと、疲労感・ストレスを感じている方の睡眠の質をサポートする成分を掛け合わせることで、日中の活動にも配慮しながら、無理なく毎日続けられる設計を目指しています。

※本製品は食品であり、医薬品ではありません。効果には個人差があります。

よくある質問

Q. パッションフラワーとバレリアンを一緒に摂取しても大丈夫ですか? 複数のハーブを組み合わせる場合、作用が重なることで眠気が強く出る可能性があります。自己判断で複数を組み合わせるのではなく、まずは1種類から試し、心配な場合は医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

Q. バレリアンは効果が強いと聞きましたが、依存性はありますか? バレリアンは一般的に安全性が高いと考えられていますが、長期間・大量に摂取した状態から急に中止すると、離脱症状が出る可能性があるとする報告があります。用法・用量を守り、気になる場合は専門家に相談してください。

Q. どのハーブが自分に合うか分からない場合はどうすればいいですか? 悩みのタイプ(昼夜のリズムの乱れ、寝つきの悪さ、日常的なリラックスなど)によって着目されている作用が異なるため、まずは自分がどのような睡眠の悩みを感じているかを整理してみることをおすすめします。持病がある方や医薬品を服用中の方は、選ぶ前に医師や薬剤師に相談してください。

まとめ

パッションフラワー・バレリアン・カモミールは、いずれも「眠りをサポートする」といわれるハーブですが、着目されている作用機序や安全性の注意点にはそれぞれ違いがあります。作用の強さや生活スタイルとの相性を踏まえて選ぶことが、無理なく続けるための第一歩です。

日中の活動にも配慮しながら、体内時計のリズムから穏やかにアプローチしたい方は、パッションフラワーとGABAを組み合わせたme+tasuも選択肢のひとつとして検討してみてください。

深い眠りを、今夜から。

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※ me+tasu は栄養補助食品です。効果には個人差があります。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の症状の治療・改善を保証するものではありません。

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