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睡眠雑学 2026.08.17

動物の睡眠時間ランキング|コアラは1日何時間眠る?

木の枝で眠るコアラのイメージイラスト風写真

これまでの記事で、日本人の平均睡眠時間が世界的に見て短い水準にあることを紹介してきましたが、視点を人間から動物に広げてみると、さらに驚くべき世界が広がっています。1日のほとんどを眠って過ごす動物もいれば、ほとんど眠らずに一生を終えるとさえいわれる動物もいます。今回は、そんな動物たちの睡眠時間にまつわる雑学を紹介します。

眠りが長い動物たち

動物界でもっとも眠りが長いといわれるのが「コアラ」です。観察条件にもよりますが、1日18〜22時間ほど眠るとされています。コアラの主食であるユーカリの葉は繊維質が多く毒素も含まれているため、消化・解毒に多くのエネルギーを必要とします。

栄養価の低い食事から得た限られたエネルギーを、活動ではなく生命維持に集中させるため、長時間眠って代謝を抑えていると考えられています。

「よく寝る動物」としてコアラと並んでよく挙げられるのが「ナマケモノ」です。飼育下では1日15〜20時間ほど眠るとされていますが、興味深いことに、野生のナマケモノを対象にした調査では、実際の睡眠時間は9〜10時間程度にとどまるという報告もあります。外敵の有無や生活環境によって、同じ動物でも睡眠時間が大きく変わりうることを示す興味深い例です。

このほか、コウモリも1日16〜20時間ほど眠るとされる代表的な「よく眠る動物」のひとつです。夜行性で日中を洞窟などの安全な場所で過ごすことが、長い睡眠時間につながっていると考えられています。

眠りが短い動物たち

反対に、驚くほど眠りが短い動物の代表格が「キリン」です。調査によって差はあるものの、1日1〜2時間程度、報告によってはそれ以下ともいわれています。キリンをはじめ、ゾウやウマ、ウシ、ヤギ、ヒツジといった大型の草食動物は、栄養を得るために大量の草を長時間かけて食べる必要があるうえ、肉食動物に狙われやすい立場にあるため、常に警戒を保つ必要があります。

こうした理由から、まとまった睡眠ではなく、少し眠っては目を覚ますという断続的な眠り方をとる傾向があるとされています。

ウマが立ったまま眠ることができるのも、こうした背景と関係しています。ウマの脚には、関節を固定して体重を支える仕組み(スタイアパレイタス)が備わっており、これによって浅い眠りであれば立った姿勢のまま休むことができます。ただし、深い眠り(レム睡眠)に入るためには筋肉の緊張がゆるむ必要があり、そのときだけは横になって眠るといわれています。

一方、肉食動物は他の動物に狙われる心配が少なく、獲物である肉が高タンパク・高カロリーであるため食事にかかる時間も短く済みます。そのためライオンなどの肉食動物は1日13〜16時間ほど眠るとされ、草食動物とは対照的に長い睡眠時間を確保できる立場にあります。

眠り方も種によってさまざま

睡眠時間の長さだけでなく、「眠り方」自体が種によって大きく異なるのも動物界のおもしろいところです。イルカやクジラなどの海棲哺乳類は、脳の左右どちらか半分ずつを交互に眠らせる「半球睡眠」という眠り方をするといわれています。

完全に眠ってしまうと呼吸ができなくなったり溺れてしまったりするため、片方の脳を覚醒させたまま泳ぎ続ける、独特な生存戦略です。

渡り鳥の中にも、長距離の飛行中に同じような半球睡眠を行う種がいると報告されています。飛びながら眠るというのは人間の感覚では想像しにくいですが、生き延びるための進化がもたらした、動物ならではの工夫だといえるでしょう。

草原に立つキリンのシルエットが写った写真

人間の睡眠時間は動物界の中でどのあたりに位置するのか

さまざまな動物の睡眠時間と比べると、人間の7〜8時間という睡眠時間は、コアラやナマケモノのような「よく眠る動物」ほど極端に長くはなく、キリンやゾウのような「眠らない動物」ほど極端に短くもない、いわば中間的な位置にあるといえます。ちなみに、身近なペットであるイヌは10時間前後、ネコは12時間前後眠るとされ、人間よりも長めの睡眠時間を必要とする動物です。

動物たちの睡眠時間の違いを見ていくと、「眠り」がその生き物の食性や生活環境、外敵の有無と密接に結びついていることがよくわかります。人間にとっての睡眠も、単なる休息ではなく、日々の生活スタイルに応じて必要な形が異なるものだと考えると、動物たちの多様な眠り方は多くのヒントを与えてくれます。

よくある質問

Q. なぜコアラはそんなに長時間眠るのですか?

主食のユーカリの葉が低栄養で毒素を含んでいるため、消化と解毒に多くのエネルギーを消費します。限られたエネルギーを活動よりも生命維持に振り向けるため、長時間の睡眠によって代謝を抑えていると考えられています。

Q. キリンは本当にほとんど眠らないのですか?

調査によって差はありますが、1日あたり1〜2時間程度、あるいはそれ以下という報告もあります。まとまった睡眠を長時間とるのではなく、短い睡眠を断続的に繰り返していると考えられています。これは肉食動物に狙われやすい立場にあることと関係しているとされています。

Q. イルカはどうやって眠りながら呼吸をしているのですか?

イルカは脳の左右どちらか半分ずつを交互に眠らせる「半球睡眠」を行うといわれています。片方の脳が覚醒している状態を保つことで、意識的な呼吸行動を続けながら休息をとることができると考えられています。

まとめ

動物たちの睡眠時間や眠り方は、食性や生活環境、外敵との関係によって大きく異なります。コアラのように長時間眠る動物もいれば、キリンのように短い眠りを繰り返す動物、イルカのように脳を半分ずつ休ませる動物もおり、「眠り」のあり方は生き物ごとに驚くほど多様です。

人間にとっての睡眠も、動物たちと同じように、それぞれの生活スタイルに合った形があってよいのかもしれません。me+tasuは、パッションフラワーエキスとGABA(大麦乳酸発酵液)を組み合わせた植物由来の休息サポートサプリメントです。自分に合った眠りのリズムを見つける毎日に、そっと寄り添えたらと思います。

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※ me+tasu は栄養補助食品です。効果には個人差があります。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の症状の治療・改善を保証するものではありません。

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