L-テアニンに副作用はある?安全性と飲み合わせ、注意したい人を解説
リラックスや眠りをサポートする成分として、サプリメントによく配合されているL-テアニン。「毎日とっても大丈夫?」「薬と一緒に飲んでもいいの?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、L-テアニンの安全性について、これまでの研究や公的な評価をもとに整理し、報告されている副作用や飲み合わせの注意点、摂取を控えたほうがよい人を紹介します。
L-テアニンとは?お茶に含まれるアミノ酸
L-テアニンは、緑茶などのお茶の葉に含まれるアミノ酸の一種で、お茶のうま味や甘みのもとになっている成分です。とくに、日光をさえぎって育てる玉露や抹茶に多く含まれています。
サプリメントでは、リラックスや穏やかな眠りをサポートする成分として使われています。期待される働きについてはL-テアニンの効果とは?リラックスと眠りへの働きを解説で詳しく紹介しています。
L-テアニンの安全性はどう評価されている?
長い食経験がある成分
L-テアニンは、お茶を通じて長く口にされてきた成分です。機能性表示食品として届け出られている商品の安全性評価資料でも、お茶の長い飲用経験を踏まえ、1日200mgの摂取について安全性に問題はないと評価されています。
海外では、米国食品医薬品局(FDA)の制度で「一般に安全と認められる(GRAS)」食品成分として扱われています。
試験で確認されている安全性
ヒトを対象とした試験では、1日1,000mgを4週間、また1日2,500mgを4週間摂取した場合でも、高い安全性を持つことが示唆されたと報告されています。動物試験でも、長期間の投与で発がん性や遺伝子への影響は認められていません。
これらの量は、一般的なサプリメントの目安量よりかなり多い量です。とはいえ、多くとればよいというものではないため、商品に書かれた目安量を守ることが基本です。

報告されている副作用
L-テアニンで報告されている副作用は多くありません。海外の医薬品情報データベースでは、臨床試験の中で一部の参加者に次のような症状が見られたとされています。
- ・頭痛
- ・めまい
- ・胃腸の不調(お腹の張り・違和感など)
いずれも頻度は高くなく、重い症状はほとんど報告されていません。ただし体質によって合わないこともあるため、飲み始めて体調の変化を感じたら、摂取をやめて様子を見ましょう。症状が続く場合は医療機関に相談してください。
飲み合わせに注意したい薬・成分
血圧の薬(降圧剤)
L-テアニンは、降圧剤と併用した場合に相互作用が起こる可能性が報告されています。血圧の薬を飲んでいる人は、L-テアニンを含むサプリメントを始める前に、医師や薬剤師に確認しましょう。
興奮作用のある薬・カフェイン
興奮剤(中枢神経を刺激する薬)との併用でも、相互作用の可能性が報告されています。また、L-テアニンにはカフェインの刺激的な作用をやわらげる働きがあることが研究で示されています。コーヒーやエナジードリンクと一緒にとっても大きな問題はないと考えられますが、カフェインをとりすぎれば眠りの妨げになるので、夕方以降は控えめにしましょう。
眠りのための他のサプリメント
L-テアニンは、GABAやパッションフラワーなど、休息に関わるほかの成分と組み合わせて配合されることもよくあります。複数のサプリメントを重ねて飲む場合は、同じ成分を重複してとっていないか、原材料名を確認しておきましょう。
摂取を控える・相談したほうがよい人
次に当てはまる人は、L-テアニンのサプリメントを取り入れる前に、医師・薬剤師に相談することをおすすめします。
- ☐妊娠中・授乳中の人(安全性に関する十分なデータがありません)
- ☐血圧の薬を飲んでいる人、血圧が低めの人
- ☐持病があり、通院・服薬中の人
- ☐子どもにとらせたいと考えている人
お茶として普段から飲む程度の量と、サプリメントでまとまった量をとる場合とでは、考え方が異なります。とくに妊娠中・授乳中は、サプリメントでの摂取は自己判断で始めないようにしましょう。

よくある質問
Q. L-テアニンを毎日飲み続けても大丈夫ですか?
ヒト試験では4週間の連続摂取で高い安全性が示唆されており、健康な成人が目安量を守って続ける範囲では、大きな問題は報告されていません。体調の変化に気を配りながら取り入れましょう。
Q. L-テアニンに依存性はありますか?
現時点で、L-テアニンに依存性があるという報告は見当たりません。お茶に含まれるアミノ酸で、睡眠薬とは働き方が異なる成分です。
Q. お茶を飲めば、サプリメントと同じだけL-テアニンをとれますか?
お茶に含まれるL-テアニンの量は、茶葉の種類やいれ方によって大きく変わります。また、お茶にはカフェインも含まれるため、夜に何杯も飲むと眠りの妨げになることがあります。寝る前に取り入れたい場合は、カフェインを含まないサプリメントのほうが量を把握しやすいでしょう。
まとめ
L-テアニンは、お茶を通じた長い食経験があり、ヒト試験でも高い安全性が示唆されている成分です。報告されている副作用は頭痛やめまい、胃腸の不調などごく一部にとどまります。一方で、血圧の薬や興奮作用のある薬との相互作用の可能性や、妊娠中・授乳中のデータ不足には注意が必要です。
me+tasuは、ヨーロッパで伝統的に親しまれてきたパッションフラワーを主成分に、L-テアニンやGABAを組み合わせたサプリメントです。カフェインを含まないので、夜のリラックスタイムにも取り入れやすくなっています。成分と配合量は商品ページで公開していますので、気になる方は確認してみてください。
※ me+tasu は栄養補助食品です。効果には個人差があります。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の症状の治療・改善を保証するものではありません。